【戦慄】リゾートマンション購入は慎重に

不動産運用

2021年6月24日、アメリカのフロリダで
高級リゾートマンションが突然崩落した。

『集合住宅一部崩壊、51人安否不明 1人死亡、救助活動続く 米フロリダ』

26日現在、死者は4人確認されているが、
連絡がつかない人が159人もいるという。

崩落したのは深夜というから、
大惨事になる可能性が高い。

このニュースは不動産に関わる者として
無関心ではいられない。

前々から思っていたが、
リゾートマンションの購入には
相当に慎重になるべきだ。

1.リゾートマンションの劣化は早い

今回のフロリダのマンションは1981年竣工。
12階建てらしいが、特別古いマンションではない。

やや古めといったところか。

今回の事故はアメリカなので関係ないが、
日本の耐震基準が改正されたのも1981年。
これ以前のマンションは「旧耐震」となる。
もちろん地震に弱い。

そうは言っても築40年以上のマンションなんて
日本中に幾らでもあり、多くの人々が暮らしている。

しかしリゾート地のマンションは別。
何故ならば、そこに人が常に住んでいないから。

人が住まない家は痛みやすいというが、
これはマンションも同じ

数年前に受けた、
ある区分所有者からの相談を思い出す。

湯河原にマンションを持っているが、
久々に行って余りの劣化に驚いたという。

その人は管理会社を変更したうえで
訴えたいという相談だった。

2.リゾートマンションの「負」の事例

今回のフロリダの事件の原因は複数あるようだ。

①建物構造が脆弱。

⇒これは日本と比べての話。
ただし、アメリカは地震が少ないので、
日本ほど堅牢である必要はないらしい。

②海風がコンクリートに浸食

フロリダの物件はもろ海風に直面している。
40年物歳月が経過すれば相当劣化していたはず

③管理報告を無視していた。

実は、このフロリダの物件については、
管理会社から壁面の亀裂等について報告
があったのだという。
しかしそれを管理組合が放置していたようだ。

そりゃそうだ。
1年のうちバカンスでしか使わないマンション、
そんなものに高い金をかけて補修する
なんてナンセンスだと思うだろう。

上記の湯河原の物件も同様。

要するにリゾートマンションは物理的にも

仕組み的にも管理が杜撰になりがちだ。

3.リゾートマンションが投げ売り状態の実態

30年以上前のバブルの時代に建てられた
リゾート地のマンションが、
現在、物凄い安値で売られている。

典型的な例が越後湯沢だ。

スキー場で有名な場所であり、
さらに新幹線が出来てからは都心からでも
短時間で行ける。

ということでリゾートマンションが造成されたが、
これが今、購入者の高齢化の進展で、
投げ売りされているという。

なんと1万円で一戸が買えるという
から驚きだ。

『1戸1万円!? 越後湯沢発、リゾートマンション価格暴落という大問題』

しかしこれにはカラクリがある。
その物件には長年の管理費の滞納があるから。
購入者はその滞納金を払う義務がある。

こういう「曰くつき」の物件には
「曰くつきな人々」が群がる傾向がある。

そう、反社会的勢力の人々。
詳しくは上記リンク記事を参照。

4.リゾート地ではホテルで暮らそう。

結論はこれ。
物件を購入すると、
独占的に使用する権利が生じる反面、
物件を維持管理する義務が生じる。

管理費や固定資産税等々。

私も京都生活に憧れており、
一時、かなり本気で京都郊外に
ワンルームを検討したが、
今ではもう正直、不動産を買う時代は
終わったと考えている。

コロナの時代になって、
住む家さえサブスクリプションが
流行しているというではないか。

どうしてもというならば、
キャンピングカーの方が良くないか。

とにかくリゾートマンションには
ご用心ご用心。

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