【瀬戸際】リモートワークは進むのか

時事ネタ

8月に入ってからというもの、
コロナの感染が急速に深刻化している。

感染者よりも重症患者を受け入れる病院が
ないとのことで、
つまり怪我をしても入院できない状態だ。

さらには30歳代でも短時間で重症化し落命
するケースも増えている。

コロナの後遺症は若者の方が深刻らしい。

ということで呑気に構えていた私も
可能な限り外出は控えている。

減らない通勤「密」

…と言いながら私も週に4回出勤している。
そのうちの3回は月~金曜日だ。
残りの1回は土曜日である。
不動産業界では、こういうことままある。

つまり私はこの緊急事態下でも
週に3回、9時出勤をしているのだ。

コロナ前とは比較にならないが、
それでもまだ電車内は密である。

総理大臣が直々に経団連会長を訪れて
リモートワーク7割のお願いをしているのに
やっぱり減らない。

何故なのか?

ニュースでの街行く一般人へのインタビューでは、
若い世代はリモートに積極的だが、
「上が認めてくれない」という意見が多かった。

 旧型経営者の思い込み

つい2か月ほど前のことだ。
某23区の外れにある中小企業A社の社長と
話す機会があった。

その社長は2代目ながら
そりゃもうワンマンそのものって感じの人物。

何しにその社長と会ったかというと、
ずばりプレゼン。
私の会社のサービスの提案である。

そのA社の専務までOKを出してくれたので
楽勝と思いきや、最後のプレゼンで
見事に却下された。

自分でいうのも何だが、
その会社にとって導入メリットが大きい
提案だったのに。

翌日その専務から連絡があった。
曰く、こういうことは時折あるそうだ。

その社長さん、自らのワンマンぶりを
社員に印象付けるために、
全社の合意が取れている案件でも
容赦なく最後の最後で
ちゃぶ台返しをするらしいのだ。

そうやって自分の権力を誇示し、
求心力を保とうとしているらしい。
ちなみに70歳代後半である。

その社長閣下と雑談した際に、
2020年に初めて東京都が出超になった
という話題を振ってみた。

ちなみにそのA社は不動産デベロッパーだ。
宅地を開発して家やマンションを分譲する
のが彼らの仕事である。

「東京都の出超」とは、
要するに2020年にコロナの関係もあって、
東京の人口が初めて減少したということ。

リモートワークの進展で若者を中心に
物価の高い東京を捨てて
地方に移転した人が出たのだ。

A社にとって東京の人口動態は
超がつく重要事項。

なので話題を振ってみた。

すると私が予想した通りの言葉が
そのまま返ってきた。

「リモートワークは根付かないよ。
すぐに人は東京に戻される。
だって、家で仕事されちゃかなわんよ。
監視できないからね」

これが旧型経営者の頭に刷り込まれた「仕事」像。

 

 若い世代はリモートを求めている

以前の記事でも書いたが、
中国人が発明したこのコロナウィルス、
世界中を不幸に突き落としたが、
ひとつだけ利点をもたらした。

それは「会社なんか行かなくても、
自宅でかなりの仕事が進捗できる」
ということ。

若い世代を中心に、
コロナ禍をきっかけに
この事実に気付いてしまったのだ。

今まで「会社員はそういうものだ」ということで
遠距離通勤を我慢して満員電車に毎日乗り、
複雑な人間関係にがんじがらめにされながら、
会社の中で働いてきた。

しかし、いざリモートをしてみたら、
驚いたことに、すいすい仕事ができてしまう。
却って能率が上がってしまった。

今まで何のために会社に通勤して
いたのだろう・・・。

そう思うのも無理はない。
どう考えてもリモートが正解だからだ。

リモートが出来る環境を誰もが有している
時代なのだから、使わない手はない。

これが若い世代の仕事観。

 

 

 老世代VS若い世代の覇権争い

脱東京が進むかどうかは、
この新旧世代のせめぎあいで決まるのだろう。

どちらが勝つのかはわからない。

しかし言えるのは、
大企業ほどリモートに積極的である。

そりゃあそうだ。
日立や富士通もリモートにしたらしいが、
両社は数万人もの従業員を抱える。

数万人の通勤・営業交通費を考えたら
すごい金額になる。

リモートで閉鎖できる事業所もあるだろう。
両方を天秤にかけたらリモートが得って
すぐに気が付いた。

一方で上記のA社のような会社では、
やはり出社している方が偉ぶっていられる
雰囲気があるようだ。

無理もない。
経営者の監視に耐えているのだから。

リモート組は分が悪い。

しかし流れは完全にリモートだ。
全世界がリモートを前提に動き始めた。
多くのアナリストが5年後はリモートが
主流になると予想している。

私もそう思う。

それ故に、今時点で、出社組が偉ぶって
いるような会社は早々に見切った方が良い。

 

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